約 2,505,767 件
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/24840.html
Blu-ray 魔法少女リリカルなのは Reflection【超特装版】 発売日:4月11日 「魔法少女リリカルなのは」の劇場版第3作で、 前後編で展開される2部作の前編。 劇場版第2作「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A’s」のエンディングから 約3カ月後を舞台に描いた作品。 豪華特典付の超特装版。 ここを編集 2017年7月公開。魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A sの続編。シリーズ続編に魔法少女リリカルなのは Detonationがある。 http //www.nanoha.com/archive6/index.html 監督 浜名孝行 原作・脚本 都築真紀 絵コンテ・演出 浜名孝行 演出助手 齋藤昭裕 キャラクターデザイン 橋立佳奈 バリアジャケット・デバイスデザイン原案 黒銀 デバイスデザイン 宮澤努、村松尚雄 エフェクトデザイン エフェクト・アクション作画監督 木曽勇太 プロップデザイン 岡戸智凱、益田賢治 総作画監督 橋立佳奈、坂田理、新垣一成 デバイス作画監督 村松尚雄、岡戸智凱 プロップ作画監督 岡戸智凱 レイアウト協力 益田賢治 作画監督 長町英樹、井上和俊、小川エリ、小菅和久、森本由布希、宮地聡子、大塚あきら、河本美代子、山崎克之、重国勇二、尾崎正幸、江上夏樹、吉田雄一、加藤弘将、望月俊平、森前和也、萩尾圭太、糟谷健一郎、片山敬介、細田沙織、笠野充志 作画監督補佐 藤田正幸、鞠野黄英、石田啓一、飯嶋友里恵、冨永一仁、平田賢一、輿石暁、金子俊太朗、小橋陽介、Han Se Hwan、Kim Bongdeok、Hong Gyeongcheon、Han jungy 美術監督 鈴木朗、Scott MacDonald、明石聖子 美術設定 平澤晃弘 美術監督補佐 根岸大輔 色彩設計 赤間三佐子 色彩設計補佐 上妻佳祐 撮影監督 榎本めぐみ 特効 福田直征 3D総監督 名倉晋作 CGプロデューサー 田中臥竜 CGディレクター 中薗麻衣 3Dモデリングディレクター 島野達也 3DCGディレクター 山口直人 リガー 鳥居克裕 編集 関一彦 音響監督 亀山俊樹 音響監督助手 横田知加子 音響効果 野崎博樹 ミキサー 小原吉男 録音スタジオ 郡司哲也 音楽 中條美沙 週替映像制作 いとうまりこ アニメーション制作 セブン・アークス・ピクチャーズ ■関連タイトル Blu-ray 魔法少女リリカルなのは Reflection【超特装版】 魔法少女リリカルなのは Reflection Original Soundtrack 角川コミックス・エース 魔法少女リリカルなのは Reflection THE COMICS 1 魔法少女リリカルなのは Reflection クリアカード コレクション ガム フィギュア・ホビー:魔法少女リリカルなのは 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Blu-ray 魔女見習いをさがして Blu-ray「どうにかなる日々」Blu-ray Happy-Go-Lucky Edition 初回限定生産 Blu-rayDisc付き 『ラブライブ! スーパースター!!』「始まりは君の空」【みんなで叶える物語盤】 BEM~BECOME HUMAN~豪華版Blu-ray Blu-ray 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 10th Anniversary Compact Collection Blu-ray ぐらぶるっ! Blu-ray 映画クレヨンしんちゃん 激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者 Blu-ray CHRONO CROSS 20th Anniversary Live Tour 2019 RADICAL DREAMERS Yasunori Mitsuda Millennial Fair FINAL at NAKANO SUNPLAZA 2020 ゴブリンスレイヤー Blu-ray BOX 初回生産限定 グリザイア ファントムトリガー THE ANIMATION 03[Blu-ray] 特装版 ラブライブ! サンシャイン!! Saint Snow 1st GIG 〜Welcome to Dazzling White Town〜 Blu-ray Memorial BOX ゾンビランドサガ Blu-ray BOX 初回生産限定盤 Blu-ray 思い、思われ、ふり、ふられ 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 1st Season 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 2nd Season 完全生産限定版 Blu-ray ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIII OVA Blu-ray 映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日 BD特装版 Blu-ray アズールレーン 三笠大先輩と学ぶ世界の艦船 ぶるーれい Blu-ray 水瀬いのり Inori Minase 5th ANNIVERSARY LIVE Starry Wishes かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 22 OVA同梱版 呪術廻戦 公式ファンブック よつばと! 15 監修 庵野秀明・樋口真嗣など 夢のかけら 東宝特撮映画篇 パラレルパラダイス 13 特装版 アイドルマスター ミリオンライブ! Blooming Clover 9 オリジナルCD付き限定版 美樹本晴彦マクロス画集 軌 わだち― 夜ノみつき 10th EUSHULLY WORKS しらこ画集 ILLUSTRATION MAKING VISUAL BOOK カズアキ画集 Kazuaki game artworks ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~ 公式ビジュアルコレクション ぼくたちは勉強ができない 第21巻 音声ドラマ ミニ画集付き同梱版 あいきょう 荻pote作品集 ヒョーゴノスケ流 イラストの描き方 TVアニメ『くまクマ熊ベアー』オフィシャルファンブック 押井守原作・総監督 西村純二監督作品 『ぶらどらぶ』 解体新書公式コンプリートガイド OCTOPATH TRAVELER Design Works THE ART OF OCTOPATH 2016-2020 おそ松さん 3rd season SPECIAL BOOK 描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方 YMO1978-2043 「小冊子・YMO全トラックリスト2021 Amazon限定表紙版」付き To LOVEる -とらぶる- ダークネス FIGURE PHOTOGRAPHY COLLECTION 斉藤朱夏 CALENDAR 2021.4-2022.3 ラブライブ! サンシャイン!! Aqours DOME TOUR COMIC ILLUSTRATION BOOK ラブライブ! サンシャイン!! Aqours COMIC ILLUSTRATION BOOK 2020 Winter イジらないで、長瀞さん 10 特装版 「はたらく細胞」公式アニメ完全ガイド リスアニ! Vol.43.2「アイドルマスター」音楽大全 永久保存版VII アイドルマスター シャイニーカラーズ 3 CD付き特装版 ウルトラマンマックス 15年目の証言録 ウルトラマンZ特写写真集 じじぃ 人生は深いな 冴えない彼女の育てかた 深崎暮人画集 上 Flat. ぷよぷよ アートワークコレクション 古谷静佳1st写真集 re START THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER COLLABORATION! Great Journey ウルトラマンゼロ Blu-ray BOX クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 Blu-ray BOX 初回生産限定版 小林さんちのメイドラゴンBlu-ray BOX ゆゆ式Blu-ray BOX スペシャルプライス版 とーとつにエジプト神 Blu-ray 直球表題ロボットアニメ 全話いっき見ブルーレイ 未来ロボ ダルタニアス 一挙見Blu-ray VOL.1 シュヴァルツェスマーケン 全話見Blu-ray ワールドトリガー一挙見Blu‐ray VOL.1 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 魔王プレイボックス 初回生産限定 トータル・イクリプス 全話見Blu-ray Blu-ray Cutie Honey Universe Complete Edition 夜ノヤッターマン 全話いっき見ブルーレイ こみっくがーるず Blu-ray BOX 初回生産限定 Blu-ray 幼女社長 むじなカンパニーセット 初回生産限定 ログ・ホライズン 円卓崩壊 Blu-ray BOX 七つの大罪 憤怒の審判 Blu-ray BOX I Blu-ray 水樹奈々 NANA ACOUSTIC ONLINE 『Dr.STONE』2nd SEASON Blu-ray BOX【初回生産限定版】 魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編 Blu‐ray BOX 今井麻美 Winter Live「Flow of time」 - 2019.12.26 at EX THEATER ROPPONGI - Blu-ray盤 Blu-ray 仮面ライダーゼロワン ショートアニメ EVERYONE'S DAILY LIFE 仮面ライダー一挙見Blu-ray 1号 2号・V3編 仮面ライダー一挙見Blu-ray X・アマゾン・ストロンガー編 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1975-1981 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1982-1986 半妖の夜叉姫 Blu-ray Disc BOX 1 完全生産限定版 裏世界ピクニック Blu-ray BOX上巻 初回生産限定 Levius レビウス Blu-ray BOX【期間限定版】 スーパー戦隊 学研の図鑑 江口寿史美人画集 彼女 アニメディスクガイド80's レコード針の音が聴こえる necomi画集 PHONOGRAPHIC フルーツバスケット アニメ2nd season 高屋奈月 Illustrations 2 彼女、お借りします TVアニメ第1期 公式設定資料集 ドラゴンボール 超戦士シールウエハースZ 超シールガイド ガンダムアーカイヴス『ガンダムビルドシリーズ』編 Angel Beats! 天使画集 Angel Diary PANZER FRAULEIN 野上武志画集 【陸編】 Angel's cage るび様画集 Sweet Dream はすね画集 画集 制服Girl's▼コレクション もりょ作品集 異世界ファンタジーのキャラクターコレクション 劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」公式ビジュアルBOOK アイドルマスター シャイニーカラーズ イラストレーション ワークス VOL.2 Blu-rayDisc付き 八十亀ちゃんかんさつにっき 10 特装版 あんさんぶるスターズ! Ready For Star 2巻 缶バッジ付 Switch エーペックスレジェンズ チャンピオンエディション New ポケモンスナップ -Switch 【PS4】BIOHAZARD VILLAGE PLAMAX 聖戦士ダンバイン サーバイン ノンスケール PS製 組み立て式プラスチックモデル スーパーミニプラ 無敵ロボ トライダーG7 3個入りBOX 魔道祖師 前塵編 完全生産限定版 HGUC 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ Ξガンダム MG 機動戦士ガンダムSEED モビルジン 1/100スケール カンチ 青 ノンスケール ABS&ダイキャスト製 塗装済み完成品 ☆赤ver 魔女の旅々17 ドラマCD付き特装版 クリストファー・ノーランの世界 メイキング・オブ・インターステラー BEYOND TIME AND SPACE 時空を超えて るるぶアズールレーン からかい上手の高木さん15からかいカレンダーカード付き特別版 「武装神姫」原案イラスト集 ALLSTARS 機動戦士ガンダム サンダーボルト 17 キャラクターブック付き限定版 とある科学の超電磁砲T OFFICIAL VISUAL BOOK Aqours 5周年記念アニメーションPV付きシングル「smile smile ship Start!」【BD付】
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/823.html
作者別インデックス A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 あ い う え お か き く け こ さ し す せ そ た ち つ て と な に ぬ ね の は ひ ふ へ ほ ま み む め も や ゆ よ ら り る れ ろ わ を ん A ARMSクロス『シルバー』氏 上へ B Black氏 BLASSREITER LYRICAL氏 ◆bv/kHkVDA2氏 上へ C CCなのは氏 上へ D Devil never Strikers氏 ◆DppZDahiPc氏 上へ E ◆e4ZoADcJ/6氏 上へ F FS なのは×空の軌跡氏 上へ G ◆Gb6P9gjLww氏 上へ H HALOの人氏 上へ I IDOLA の人氏 上へ J K L LB氏 LMS氏 LYRICAL PSYCHIC FORCE StrikerS氏 Lyrical!とキマイラ氏 上へ M N NOCTURNE氏 ◆ncKvmqq0Bs氏 NZ氏 上へ O OROCHI氏 OSGS氏 上へ P Q R REQULIMER氏 上へ S SRW外伝魔法少女リリカルミヒロ氏 s.TRI..ed氏 Strikers May Cry氏 ◆suHZewzfpk氏 上へ T 上へ U V W X Y ◆Y0DG7nGjbg氏 上へ Z 0 1 19氏 上へ 2 217氏 230氏 242氏 上へ 3 322氏 367氏 上へ 4 42◆E11yWK.OuA氏 45氏 上へ 5 6 7 7-398氏 上へ 8 9 あ 赤いの二人でドグラマグラ氏 赤字氏 暁の女神氏 上へ い 一兵卒氏 五つの誓い氏 上へ う ウルトラマンメビウス×魔法少女リリカルなのは氏 上へ え お か 仮面の男氏 仮面ライダーリリカル電王sts氏 上へ き キャロとバクラの人氏 究極の合体ポ○ラ氏 上へ く クレイジーなの。氏 黒い雨氏 黒い影氏 黒の戦士氏 上へ け 上へ こ さ 三十四代目スレ485氏 上へ し ジェダイ氏 ジャングルはいつもハレのちグゥ リリカル氏 十五代目スレ428氏 十代目スレ282氏 情に目覚めし黒き龍氏 ジョジョクロス『愚者の書』氏 白き異界の魔王氏 地獄の四兄弟氏 シレンヤ氏 上へ す せ 節制の14氏 戦国の鉄の城氏 上へ そ た 高天氏 旅ゆく人氏 上へ ち 超魔法重神氏 上へ つ て ティアナ・ランスターの憂鬱氏 テルミドール氏 天元突破リリカルなのはSpiral氏 上へ と ドラゴンボールZ番外編氏 時の地平線氏 上へ な なのはA s×ギアスクロスSS氏 なのはStS×覚悟のススメ氏 なのはStS×デモベ氏 なのはStS+φ’s正伝氏 なのはVSボウケン氏 なのは×終わクロ氏 上へ に ぬ ね ネクサスの人氏 上へ の は ひ 光と音のLNS氏 上へ ふ フェイト・T・ハラオウンの悪夢氏 フェレットゾンダー氏 フルメタなのは氏 ブレブレ×なのは氏 上へ へ 変な人達氏 平成セブン氏 上へ ほ 北斗の人氏 上へ ま 前スレ361氏 魔術士オーフェンstrikers氏 マスカレード氏 魔導新世紀リリカルなのはXtS氏 魔導ニュータイプ兵士 A氏 魔法王女氏 魔法少女リリカル外伝 すごいよ!なのはさん氏 魔法少女リリカルなのはGoodSpeed氏 魔法少女リリカルなのはsts masked rider kabuto氏 魔法少女リリカルなのはStylish氏 魔法少女リリカルなのはTES氏 魔法少女リリカルなのは TRANSFORMERS氏 上へ み む 無名氏 上へ め メタルサーガsts氏 上へ も や ゆ よ 四十三代目スレ115氏 四代目スレ292氏 上へ ら ラッコ男氏 上へ り リリカルBLACK氏 リリカル.exe氏 リリカルlain氏 リリカルSD戦国異伝氏 リリカルSIC氏 リリカルTRIGUN氏 リリカルガウザー氏 リリカルギアソリッド氏 リリカルソニック氏 リリクラ氏 リリカルケロロ軍曹STS氏 リリカル犬狼伝説氏 リリカル・コア氏 リリカルサンダルフォン氏 りりかる新人隊員氏 リリカルゾイド氏 リリカル鉄人氏 リリカルトリーズナー氏 りりかるな黒い太陽氏 リリカルなのはD w氏 リリカルなのはDHS氏 リリカルなのはFeather氏 リリカルなのは Nightmare氏 リリカルなのはVS厚生省氏 リリカルネロス氏 リリカル・パニック氏 リリカル剣(ブレイド)氏 リリカル無双氏 リリカル遊戯王GX氏 リリカル龍騎 リリカルルーニー氏 リリカル湾岸氏 りりる氏 リリレッド氏 る れ レザポ氏 ろ 六代目スレ135氏 ロックマンゼロ氏 上へ わ を ん
https://w.atwiki.jp/animerowa-2nd/pages/247.html
魔法少女リリカルなのはStrikerSの参加者の支給品の経過と消費 スバル・ナカジマ ×ロイの発火布の手袋@鋼の錬金術師 →【マース・ヒューズ@鋼の錬金術師】→【F-5/商店街・布団屋の中】→【ロイ・マスタング@鋼の錬金術師】消滅 ・アンチ・シズマ管@ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日- →【ヴィラル@天元突破グレンラガン】→【スカー(傷の男)@鋼の錬金術師】→【ジン@王ドロボウJING】[3等分] ティアナ・ランスター ・コルトガバメント(弾数7)@現実[1発消費] →【ジェット・ブラック@カウボーイビバップ】[3発消費]→【ビシャス@カウボーイビバップ】→【C-5/地下に通じる大穴の側】に放置 →【ニコラス・D・ウルフウッド@トライガン】[3発消費]→【B-5南西/卸売り市場】に放置全弾消費 エリオ・モンディアル ・暗視双眼鏡@現実 →【D-6/病院内の一室】→【ランサー@Fate/stay night】→【藤乃静留@舞-HiME】 →【ラッド・ルッソ@BACCAN0 バッカーノ!】→【柊かがみ@らき☆すた】 →【ジン@王ドロボウJING】→【スパイク・スピーゲル@カウボーイビバップ】 ・偽・螺旋剣@Fate/stay night →【D-6/病院内の一室】→【ランサー@Fate/stay night】→【藤乃静留@舞-HiME】 →【ギルガメッシュ@Fate/stay night】→【ジン@王ドロボウJING】 ・防水性の紙(10枚)@現実 →【D-6/病院内の一室】→【ランサー@Fate/stay night】→【藤乃静留@舞-HiME】 →【ラッド・ルッソ@BACCAN0 バッカーノ!】→【柊かがみ@らき☆すた】 →【ジン@王ドロボウJING】 キャロ・ル・ルシエ ×DG細胞@機動武闘伝Gガンダム →【クアットロ@魔法少女リリカルなのはStrikerS】→【ロイ・マスタング@鋼の錬金術師】→【E-6/デパート】消滅 ・ゼオンのマント@金色のガッシュベル!! →【クアットロ@魔法少女リリカルなのはStrikerS】→【F-4/住宅地・川沿い】 →【シャマル@魔法少女リリカルなのはStrikerS】→【スカー(傷の男)@鋼の錬金術師】→【ガッシュ・ベル@金色のガッシュベル!!】 ・ゲート・オブ・バビロン@Fate/stay night →【クアットロ@魔法少女リリカルなのはStrikerS】→【ギルガメッシュ@Fate/stay night】 →【衝撃のアルベルト@ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日-】→【柊かがみ@らき☆すた】 →【ジン@王ドロボウJING】→【ギルガメッシュ@Fate/stay night】→【ジン@王ドロボウJING】 八神はやて ×レイン・ミカムラ着用のネオドイツのマスク@機動武闘伝Gガンダム消滅 シャマル ・ゲイ・ボルグ@Fate/stay night →【カミナ@天元突破グレンラガン】→【ドモン・カッシュ@機動武闘伝Gガンダム】→【E-6/デパート跡の瓦礫の下】 →【ジン@王ドロボウJING】→【鴇羽舞衣@舞-HiME】 ・ケリュケイオン@魔法少女リリカルなのはStrikerS →【スカー(傷の男)@鋼の錬金術師】→【シャマル@魔法少女リリカルなのはStrikerS】 ×魔鏡のかけら@金色のガッシュベル!! →【スカー(傷の男)@鋼の錬金術師】→【ジン@王ドロボウJING】→【ギルガメッシュ@Fate/stay night】[復元]砕ける クアットロ ・レミントンM700(弾数5)@現実[2発消費] →【C-5/映画館近くの路地裏の茂みの中】→【明智健悟@金田一少年の事件簿】→【B-7/刑務所跡】に放置 ・暗視用スコープ@現実 →【F-4/住宅地・川沿い】→【シャマル@魔法少女リリカルなのはStrikerS】→【スカー(傷の男)@鋼の錬金術師】
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/3763.html
翌日、小鳥遊がバイトに出ると、なのは、佐藤、ぽぷらがフロアで待ち受けていた。 「皆さん、お、おはようございます」 「おう」 「小鳥遊さん」 なのはが真摯な瞳で小鳥遊を見上げる。奥では、小鳥遊が変な動きをしたら即座に反応できるよう、恭也と美由希がナイフとフォークを構えていた。 「フェイトちゃんは、どうしてジュエルシードを集めているんですか?」 「……ごめん。言えないんだ」 「それはわかってます。でも、小鳥遊さんが協力するってことは、それだけの理由があるんですよね?」 小鳥遊が理由を言えないのは、フェイトに義理立てているからではなく、本当に知らないからだ。どう答えようか考えあぐねていると、来客を告げるベルが鳴った。 「あ、俺、行ってきます!」 小鳥遊は逃げるように速足で入口へと向かう。 「いらっしゃいませ。ワグナリアへようこ……」 「おはよう、宗太」 客は小鳥遊の姉の梢だった。長身の美人だが、まだ日も高いのにお酒の匂いを漂わせ、全体的にだらしない雰囲気がする。職業は護身術の講師。宗太が護身術を扱えるのも、梢の影響だ。 「ここには来るなって言っただろ。梢姉さん」 「宗太が冷たーい。私、お客なのに」 「そうだよ。お客は丁重に持てなさいとね」 梢の背後から現れたのは、人間形態のアルフだった。耳と尻尾を隠して、Tシャツにジーパンというラフな格好をしている。 「ア、アルフさん!?」 「あれ、宗太、アルフちゃんと知り合いなの?」 「梢姉さんこそ、どうしてアルフさんと?」 「いやー。店の前にいるのを話しかけたら意気投合しちゃって。ねー、アルフちゃん」 「おお、小鳥遊、あんたいいお姉さんがいて幸せだねぇ」 梢とアルフは肩を組んで笑いあう。 入口にずっと陣取っているわけにはいかないので、小鳥遊は二人を客席に案内する。騒いでも被害が少ないよう、なるべく端の席に座らせる。 「とりあえず、ビール! じゃんじゃん持ってきて!」 「昼間っから飲むな!」 「おや。お客の言うことが聞けないのかい?」 「くっ!」 梢一人なら、家族特権で強気に出れるが――ほとんど効果はないが――アルフがいるのでそれもできない。これでは完全に嫌な客だ。 さっさと酔いつぶして寝かせた方が静かになると判断し、小鳥遊はビールを取りに戻った。その途中で、念話をアルフに送る。 (どういうつもりですか?) (鈍いねぇ。あんたが不用意なことを喋らないように、監視だよ) (俺、何も知りませんよ?) (そんなことないさ) 小鳥遊の知っているフェイトとアルフの能力をばらされるだけでも、いずれ戦う時に不利になる。 フェイトは小鳥遊を疑っていないようだが、アルフは違う。いざとなれば、付き合いの長い、なのは、ぽぷら側と結託する危険性があると考えていた。 (どんな些細でも、あんたがフェイトの不利になるようなことを言ったら、その時はガブッといかせてもらうよ) アルフが低い声音で恫喝する。 (もう少し信用して下さい。俺は約束を破ったりしません) (そういう台詞は、証を立ててから言うもんさ) 小鳥遊は梢のテーブルに大ジョッキに入れたビールを二つ置いた。 「よーし。それじゃあ、今日は飲もう、アルフちゃん!」 「いいねぇ。今日はパーッとやろう、梢ちゃん!」 「ただ飲んで騒ぎたいだけじゃないですよね?」 すでに宴会モードに入っている二人を見ながら、小鳥遊は静かに溜息をついた。 店の一角を占拠し、アルフと梢がどんちゃん騒ぎをしている。従業員は梢で慣れているのか、とりわけ大きな反応をしていない。小鳥遊は頭痛を堪えていたが。 「ねえ、恭ちゃん」 「どうした?」 「このお店って、カップル多くない?」 やたら嬉しそうに美由希が耳打ちしてくる。古今東西、女性は色恋の話が好きだ。 「そうか?」 恭也に思い当たる節はまったくない。 「ほら、見てよ」 今オーダーは入っていないので、厨房で佐藤がぼんやりとしている。その視線が自然と八千代を追っている。言われてみれば、佐藤は八千代には優しい。 「それから、ほら」 伊波がフロアの片隅を指差す。 仕事をする小鳥遊を、物陰から伊波が荒い息で見つめている。 「ね? 熱い視線でしょ?」 小鳥遊はミニコンを治す為、伊波は男性恐怖症を治す為、なるべく一緒にいるよう杏子に指示されている。 最初は犬猿の仲だったのだが、殴る伊波に小鳥遊が我慢強く付き合い続けた。やがて伊波家の問題を小鳥遊が解決し、それがきっかけとなって伊波は小鳥遊に惚れてしまった。 「きゃあああああああ!」 後ろを振り返った小鳥遊に、伊波が殴りかかっていく。小鳥遊が店の奥へと飛んでいく。どんな鍛え方をしたらあんな腕力がつくのか、恭也は教えて欲しいくらいだった。 小鳥遊の技量なら防御くらいできそうなものだが、どういうわけか常に無抵抗で殴られている。 「きっと今のは照れ隠しだね。伊波さん、可愛い」 「俺には獲物を前に舌なめずりしている猛獣にしか見えん」 殴られる恐れがないせいか、美由希の伊波の評価はやけに甘いようだった。 「そう言えば伊波さんって、私を見るたびに、悲しそうな顔するんだよね。何か悪いことしたかな?」 美由希が首を傾げる。まさか美由紀の胸を見るたびに、スレンダーな伊波が敗北感に打ちひしがれているとは夢にも思っていなかった。 「あー。腹減ったなぁ」 杏子がフラフラと恭也たちの背後を通り過ぎる。初日に宣言した通り、杏子はこれまでほとんど仕事をしていない。 「八千代ー。パフェ」 「はい、杏子さん。ただいまお作りします」 八千代が慣れた様子でパフェを杏子に差し出す。ちなみに今日これで五杯目だ。他にもせんべいなど、ひっきりなしに食べている。どれだけ巨大な胃袋なのだろうか。 パフェを食べる杏子を、八千代はうっとりと眺めている。 「あの二人、十年来の付き合いなんだって。ラブラブだね」 「……女同士だぞ?」 「だから?」 美由希はこともなげに言う。 「あ、でも、そうなると、佐藤さんと三角関係か。うわ―。恋愛小説みたい」 美由希まで赤い顔で喜んでいる。 「仲がいいと言えば……」 これ以上踏み込んではいけない気がして、恭也は厨房に目を向ける。 「彼らも仲がいい……な!?」 厨房の中で、相馬が山田をおぶっていた。いや、おぶっているのではなく、山田が無理やりしがみついているようだ。 「山田を、山田を甘やかしてください! 甘え界のホープ、や、ま、だ!」 「山田さん。仕事ができないんだけど」 相馬は迷惑そうにしているが、山田はまったく気にせず同じ台詞を連呼している。 「恭ちゃん。あれは恋愛じゃないよ」 「……そのようだな」 直球過ぎるが、妹が兄に甘えるような感じだ。もちろん美由紀となのはがあんな甘え方をしたことはない。 「で、誰から聞いたんだ?」 美由希は恋愛に聡い方ではないので、情報源がいるはずだ。 「ばれちゃったか。山田さんだよ。八千代さんと白藤店長って仲がいいねって言ったら、この店の恋愛模様を全部教えてくれた」 佐藤にばれたらお仕置きを受けるだろうが、自業自得だろう。 ふと美由希が悪戯っぽい笑みを浮かべる。 「ねえ、私となのはに彼氏が出来たらどうする?」 「お前はともかく、なのはは早すぎるだろう」 「そんなことわからないよ。女の子は早熟なんだから」 「確かに大人びているが、さすがに恋人となるとな」 恭也は時々、なのはが小学三年生だと忘れそうになる。なのはだけではなく、友人のアリサとすずかも年齢以上にしっかりしているので、尚更だ。いくら子供っぽいとはいえ、高校生のぽぷらとなのはが対等の関係を築いているのがその証拠だろう。 「なのはちゃーん!」 「ぽぷらちゃん、どうしたの?」 ぽぷらがなのはに泣きつく。 「さっきのお客さんがね、『君、中学生?』だって!」 「ぽぷらちゃん、高校生なのに失礼しちゃうね」 よしよしとぽぷらを慰めるなのは。確実に間違っている光景だ。 しかし、どんなに大人びていても、なのはには親しい男友達がいないので、恋人のいる状態が想像しにくい。 「あ、それなら、ユーノ君は? ユーノ君を人間の男の子だと考えてみたら?」 「蛙じゃなくて、フェレットの王子様か。ファンタジーだな」 恭也は苦笑しながらも、もしユーノが人間だったらと考えてみた。 きっと金髪の可愛い男の子だろう。何故かパーカーに半ズボン姿まで詳細に想像できた。 なのはとユーノが二人で手をつないで歩いている光景を思い浮かべてみる。 (うん。なかなかお似合いだな) なんだか楽しくなってきて、恭也はさらにユーノを人間に置き換えてみる。 二人で一緒に食事をし、お風呂に入り、同じ部屋で寝る。この前、ユーノがなのはの頬を舐めていたが、あれはつまりキスということか。 「…………美由希、ここ任せていいか?」 「どこ行くの?」 「ちょっとあのフェレットを三枚に下ろしてくる」 恭也の両手にはいつの間にか、二刀の小太刀が握られていた。 「ねえ、どこから刀を出したの? さっきまで持ってなかったよね!?」 「じゃあ、すぐ戻る」 「待って! 今のはただの空想だから! ユーノ君はただのフェレットだから!」 「放せ、美由希! 男には殺らなきゃいけない時があるんだ!」 「それ、前に私の使った台詞!」 血気にはやる恭也を美由希が押しとどめる。その姿を、客たちが諦めたように眺めていた。すでに二人とも、ワグナリアの変人リストに名を連ねていることに、当人たちだけ気づいていなかった。 その頃、音尾の家では、ユーノが得体の知れない悪寒に襲われていた。 時空管理局所属、L級次元巡航船アースラ。 艦長室の赤い敷物の上で、リンディは静かに緑茶を湯呑に注いでいた。緑茶の中に大量の角砂糖を投入し、おいしそうに飲む。 『どうもー』 そんなリンディの横に通信画面が開いた。ただし、画像は真っ黒で何も映っていない。聞こえてくる声も音質が悪く、会話に支障はないが、相手の年齢どころか性別さえも判別できそうにない。怪しさ満点の通信だった。 「あら、久しぶりね。元気にしてた?」 しかし、リンディはにこやかに通信画面に話しかける。 『ええ、それはもう。実は今日はお願いがありまして』 「あなたがお願い? 珍しいわね」 リンディは姿勢を正した。ただ事ではなさそうだ。 『地元の知人が厄介事に巻き込まれてしまって、解決して欲しいんです。ロストロギア絡みと言えば、興味がおありでしょう?』 「ええ。もちろん。詳しく聞かせて欲しいわ」 『名称はジュエルシード。数は全部で二十一個。使い方次第では、次元震どころか、次元断層すら引き起こす危険な物です。これを二人の魔導師が奪い合っています』 次元震と聞いて、リンディの顔が険しくなる。下手をすれば、幾つもの次元世界が滅びかねない。 「他に情報は?」 『奪い合いをしている魔導師の写真は後で送ります。でも、俺が教えられるのはその程度ですね』 「どうして?」 『巻き込まれた知人が二派に分かれてしまって、どちらかに肩入れするわけにはいかないんですよ。こちらに来れば、すぐにわかると思いますので、それじゃあ、よろしくお願いします』 通信画面が消えると同時に、艦長室の扉が開く。入ってきたのは、黒いロングコートを着た少年だった。リンディの息子、クロノだ。 「母さ……艦長、今、謎の通信が。一体誰からですか?」 「そうね。一言でいえば情報屋さんかしら」 「情報屋? 魔導師ですか?」 「いいえ。次元移動したこともない一般市民よ」 「それがどうして僕らのことを知ってるんです?」 「さあ、どうしてかしらね。それより任務です。アースラはこれより第97管理外世界『地球』北海道へと向かいます」 アースラは進路を北海道へと向けた。 ワグナリアで、相馬は一人携帯電話をロッカーにしまう。やたらとごつい、まるでトランシーバーのような携帯電話だった。 山田が休憩室に入ってくる。まだ休憩時間ではないはずなので、さぼりだろう。 「おや、相馬さん。どなたに電話を?」 「うん。昔の知り合いにね」 「えっ? 相馬さんにお友達がいたんですか? かわいそうまさんのはずなのに?」 「勝手に可哀想にしないでもらえる? さてと仕事に戻ろうかな」 相馬は笑みを顔に張り付けたまま厨房に戻っていった。 その日の夕方からジュエルシード集めが始まった。 森の中で、怪鳥が羽ばたく。 「ぽぷら、右だ!」 「必殺ぽぷらビーム!」 敵の飛ぶ先を佐藤が予測し、ビームが怪鳥を貫く。 怪鳥が鳥とジュエルシードに分離する。 「ジュエルシード封印っと。やったね、佐藤さん」 ぽぷらはジュエルシードを拾い上げる。 ぽぷらが使える魔法は、飛行と直射型ビーム、念話だけだ。防御はバリアジャケットのみという貧弱さだが、そこはスピードと佐藤が敵の行動を予知することでカバーしてくれていた。 今日はほとんど縮んでいない。初戦では常に最大出力のビームを撃ってしまったので、あっという間に縮んでしまったが、最近では威力の調整もできるようになり、戦闘持続時間も延びていた。 「これで今日の仕事は終わりだな、ぽぷら」 「佐藤さんって、普段は種島って呼ぶのに、変身してる時だけぽぷらって呼ぶね。どうして?」 ぽぷらが不思議そうに佐藤の顔を覗き込む。 「当り前だ。変身してる時は、魔法少女が名字で、ぽぷらが名前なんだから。なのはと被るから名字では呼べん」 「そうなの!?」 「そうだ。つまり、変身したなのはを英語名風に表記すると、なのは・リリカル・魔法少女になる」 「リリカルってミドルネームだったんだ」 「略すと、なのは・R・魔法少女だな」 「佐藤さん。リリカルの頭文字はLだよ」 「……略すと、なのは・L・魔法少女だな」 「何事もなかったかのようにやり直した!」 「さっさと戻るぞ」 佐藤は少し赤い顔をしていた。 住宅街の片隅で、まだ発動していないジュエルシードを前に、なのはとフェイトは向かい合っていた。 なのはは唾を飲み込む。休戦条約はかわしているが、前は同じ状況で、問答無用で戦闘になった。どうしても身構えてしまう。 フェイトがバルディッシュを左手に、ゆっくりと近づいてくる。 (左手?) フェイトの利き手は右だったはずだが。 フェイトが無造作に右拳を突き出し、 「じゃんけん」 「へっ?」 「ぽん」 反射的に、なのははグーを出した。フェイトはチョキだ。 「……私の負け」 フェイトは意気消沈して去ろうとする。 「待って!」 約束を守ってくれたことが嬉しくて、なのはは思わずフェイトを呼び止めていた。 「何?」 「もし良かったら、私たち、友達になれないかな?」 なのはは自然とそんな言葉を紡いでいた。 「……さよなら」 しかし、フェイトは最後まで聞かずに飛んで行ってしまう。 夜も深まり、フェイトは集合場所に帰ってきた。 アルフも小鳥遊もまだ戻っていない。 「あの子は……どうして」 なのはの顔を思い出す。敵である自分と友達になりたいと言う少女。どうしてそこまで他人の為に必死になれるのか、フェイトには理解できない。 「ただいま」 「フェイト~。こいつ、何とかしておくれよぉ」 小鳥遊と一緒に帰ってくるなり、気味悪そうにアルフがフェイトの後ろに隠れる。アルフには魔法の知識のない小鳥遊についてもらっていたのだ。 「どうしてですか? 可愛いじゃないですか」 小鳥遊は両手に目玉のついた綿飴のような物体を抱えていた。暴走したジュエルシードだ。魔法で小さくされて、小鳥遊に頬ずりされている。 ジュエルシードは悲鳴を上げて嫌がっていた。 小鳥遊の攻撃魔法は縮小のみで、ジュエルシードの封印はできない。 「ジュエルシード封印」 「ああ、酷い!」 フェイトがいきなりジュエルシードを回収する。フェイトも少しだけかわいいと思ったのは内緒だ。 「アルフ、小鳥遊さんはどうだった?」 「う~ん。とにかく偏ってるねぇ」 アルフが困ったように頭を描いた。 防御は鉄壁だが、縮小魔法は射程距離が短く、飛行速度も遅い。相手がスピードで勝っていた場合、追いつく術がない。 今夜の戦いでも、逃走しようとするジュエルシードに置いて行かれそうになり、アルフがバインドで足止めしてどうにか捕獲できたくらいだ。 高速戦闘を得意とするフェイトとは真逆の能力だ。小鳥遊の当面の課題は、スピードアップと補助魔法の習得になるだろう。 「フェイトの方はどうだったんだい?」 「ごめんね。私はじゃんけんに負けちゃった」 「フェイト~。そんな約束守らなくても……」 「いいんだよ。私も母さんの為に早く集めたいし」 「母さん?」 小鳥遊の疑問に、フェイトとアルフは顔を見合わせる。 「ちょうどいいかも」 「フェイト、まさか」 「うん。小鳥遊さん、明日、時間ありますか?」 「朝ならバイト入ってないけど」 「よかった。じゃあ、明日、母さんに会ってもらえますか? 小鳥遊さんと協力するように言ったのって、母さんなんです」 「わかった。フェイトちゃんのお母さんか。きっと優しい人なんだろうね」 フェイトの頭を撫でながら承諾する。小鳥遊の言葉に、アルフは複雑な面持ちをしていた。 「それじゃあ、アルフ帰ろうか」 「先に行ってておくれ。あたしは少しやることが」 「? わかった。じゃあ、先に帰るね」 フェイトは一足先に隠れ家に帰っていった。 二人きりになり、アルフは小鳥遊に指を突きつける。 「単刀直入に訊くよ? フェイトのことをどう思ってるんだい?」 アルフにはどうしても不安なことがある。もし小鳥遊がフェイトに邪な感情を抱いているようなら、ここで倒しておかないといけない。 「どうって?」 「どうもこうもない。あんた、フェイトと恋人になりたいなんて考えてんじゃないだろうね?」 「まさか。むしろ父親になりたいです」 「はっ!?」 返答は、アルフの想定のはるか斜め上だった。 「ええと……つまり……付き合うつもりはないってことだね?」 どうにかそこだけ理解する。 「だから、そう言ってるじゃないですか」 「……なら、いいのかな?」 釈然としないものはあるが、アルフは無理やり自分を納得させた。 「その言葉、忘れるんじゃないよ!」 捨て台詞を残し、アルフもフェイトを追って夜空に消える。 小鳥遊にとって、ちっちゃいものはすべて愛すべき対象である。子供だろうと、小動物だろうと、虫だろうと、ミジンコであろうとそれは変わらない。 「さすがにミジンコと付き合えるわけないでじゃないですか」 もし最後の言葉を聞かれていたら、小鳥遊は今頃土の下に埋められていただろう。 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/3073.html
FIGHT.00『忍び寄る、異世界への魔手!!』(前編) 天体戦士『リリカルサンレッド』この物語は川崎にて繰り広げられる善と悪の壮絶な闘いの物語である。 ~小田急線新百合ヶ丘駅ビル『ジョ○サン』~ 「エェッ!!魔法の世界へ出張ですかっ!?」 ファミリーレストランの客席から良く通る年配の男性の声が響く。周囲の客が視線を向けるとそこには紫の服に大きな兜をかぶり、 特徴的な眉と唇をした小柄な男性?川崎支部のヴァンプ将軍がいた。 「ウム、その通りだヴァンプよ。期間としては半年から一年以内を想定している。我々フロシャイムは世界制服のみならず、異世界への侵略も視野に入れているのだ。」 そしてその向かいに座る軍服を纏い左手と一体化したハサミを持つ、細身だが長身の男性?東京支部のヘンゲル将軍が静かだが威厳のある声で答えた。 「で、ですがヘンゲル将軍。そんな重要な仕事でしたら、私よりもヘンゲル将軍の方が適任だと思うのですが…?」 ヴァンプ将軍は自身が感じている疑問を口にする。それに対してヘンゲル将軍は 「ウム、確かに本来なら私がやるべき事だろう…だが私には残念ながらどうしても外せない重要な案件があるのだ。そこで私は信頼、 実力共に期待できるお前に任せてみようとおもうのだ。」 と答えた。ヴァンプは話を聞き「う~ん」と唸り、額の汗をお絞りで拭う。 「この件はフロシャイムにおいて非公式に行われるものであり危険も伴う…無論、拒否をすることも可能だ。ヴァンプもすぐには決めかねるだろう…返事は別の日でも構わん。」 ヘンゲルはヴァンプの葛藤を読み取り、説明を付け加える。 その後は何気ない世間話やお互いの侵略状況の話に花が咲き、コーヒーとココアの会計を済ませ駅の改札に向かった。 「あぁ、ヘンゲル将軍。新宿方面でしたら私は登戸で南武線に乗り換えちゃいますけど、途中まで一緒に帰りましょうよ♪」 切符を買ったヴァンプはヘンゲルに声をかける。それに対してヘンゲルは… 「すまないが私はこれから町田の『とらのあ○』に向かわなければならん。待たせているもの(決して者にあらず)がおるのでな…」 と答え、別れ際に「いい返事を待っているぞヴァンプよ。」と言い小田原方面のホームへと去っていった。 ヴァンプも「う~ん用事があるんじゃ仕方ないですね。では、ヘンゲル将軍もお気をつけて…」と答え、新宿方面の電車に乗ったがその背中はどことなく寂しそそうだった… ~続く~ ~おまけ~ 「ヘンゲル将軍、お帰りなさいませ」 「留守の間ご苦労だった、サミエル」 大きな紙袋を右手に、フロシャイム東京支部アジトへと戻ったヘンゲルを迎えたのは彼の右腕とも言える怪人、サミエルだった。 「フム、町田店は中々の品揃えだな…贔屓にしている喫茶店の関連商品を揃える事が出来た。」 ヘンゲルは紙袋の戦利品をデスクに並べ、物色を始めた。そしてその様子を近くで見ていたサミエルは口を開く。 「あの、ヘンゲル将軍。2つほど質問があるのですが宜しいでしょうか?」 「何だ」 ヘンゲルは右手に持っていた戦利品を置きサミエルへと顔を向ける。 「は、まずは本日寄られた『とらの○な』についてです。新宿にも店舗があると記憶していますが何故わざわざ遠回りな町田店へ寄られたのですか?」 「目先の情報に踊らされるなサミエル。確かに距離的には新宿店のが近い…だがあそこは書籍を中心に 扱っているため、他の店舗と比べ偏りが激しいのだ。距離だけで無く、現地の規模も視野に入れる。これは戦いにおいても言えることだ… してもうひとつの質問は何なのだ?」 ヘンゲルはハサミを鳴らし質問を促す。 「は、異世界への出張の件です。資料は幾つか拝見させて頂きました。そしてその中には『魔法少女』と呼ばれる人種も確認されています。 ですがヘンゲル将軍程の方がそれを見逃す筈がありません。 それらの情報を見ておきながら尚、将軍が辞退をする程の譲れない案件とはいったい?」 「……………サミエルよ、お前は私の事を良く理解しておるな。良いだろう、お前には事の真相を話すとしよう…私がどうしても譲れぬ案件を」 ヘンゲルはサミエルから顔をそらし、デスクに腰を下ろす。そしてサミエルの方へ顔を戻した時、場の空気が変った。自然とサミエルも背筋を正す。 「私の譲れぬ案件、それは… 三ヶ月後に『団鬼八先生のサイン握手会』が控えておるのだ。やはりファンとしてはこのイベントを見逃す事は出来ん。 そこで私は仲間として、友として信頼出来るヴァンプに話を持っていったのだ…」 「………」サミエルは団鬼八がH小説家である事やヘンゲルが愛読し、ファンレターを送るほどの大ファンである事も知っていた。だがサミエルは何も言う事が出来なかった… フロシャイム東京支部ヘンゲル将軍、彼の知能指数は150を超えるという――――― 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/blackspesyaru/pages/37.html
スバル スバル インプレッサWRXSTI スバル レガシィ覆面パトカー .
https://w.atwiki.jp/viecles/pages/403.html
車種一覧 アウトバック アルシオーネ インプレッサ エクシーガ サンバー ジャスティ ステラ ディアス デックス トラヴィック ドミンゴ ビッグホーン フォレスター プレオ レオーネ レガシィ レックス ヴィヴィオ R1 R2 楽天売れ筋ランキング 排気系パーツ カーナビ カーオーディオ カーアクセサリー タイヤ・ホイール オイル・メンテナンス用品 セキュリティ・セーフティ 洗車・ケア用品 外装パーツ 工具 レーダー探知機 カーテレビ ETC(自動料金収受システム) 電子パーツ メーター 内装パーツ トラック用品 吸気系パーツ 補強パーツ ブレーキ サスペンション関連 楽天市場 カーナビ レーダー探知機 ETC(自動料金収受システム) カーオーディオ カー用品・パーツ タイヤ&ホイール 楽天売れ筋ランキング レディースファッション・靴 メンズファッション・靴 バッグ・小物・ブランド雑貨 インナー・下着・ナイトウエア ジュエリー・腕時計 食品 スイーツ 水・ソフトドリンク ビール・洋酒 日本酒・焼酎 パソコン・周辺機器 家電・AV・カメラ インテリア・寝具・収納 キッチン・日用品雑貨・文具 ダイエット・健康 医薬品・コンタクト・介護 美容・コスメ・香水 スポーツ・アウトドア 花・ガーデン・DIY おもちゃ・ホビー・ゲーム CD・DVD・楽器 車用品・バイク用品 ペット・ペットグッズ キッズ・ベビー・マタニティ 本・雑誌・コミック ページ先頭へ スバル
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/1806.html
~ウルトラマンメビウス×魔法少女リリカルなのは 小ネタ集~ ○戦闘機人 ミライ「戦闘機人って、身体に機械を入れてパワーアップした、サイボーグみたいな人の事だよね?」 なのは「はい、そうみたいですけど……」 ミライ「じゃあ……」 『恐竜戦車』 ミライ「まさか、あれも戦闘機人の一種……」 なのは「ミライさん、それ何か違いますから」 ユーノ「そもそも元が人じゃないですって」 ~その頃のスカリエッティ家~ スカ「よし、新しいナンバーズの完成だ」 ウェンディ「ドクター、それ絶対戦闘機人と違うっすから」 ノーヴェ「てか、こんな妹嫌です」 【スカリエッティ 改造パンドン作成確認】 ○変身ポーズ エイミィ「ミライ君の変身するところって、何か結構カッコイイよね」 アルフ「うん、こう見事に決まってるけど……変身ポーズの練習をしてるとか? 」 ミライ「まあ……一応、タロウ教官にちょっとだけね。 それに、他の兄さん達だって……」 なのは「へぇ~……他のウルトラマンさん達がどんな変身するか、ちょっとみてみたいかも」 ミライ「うん、皆カッコイ……」 スカイドン戦 ハヤタ「……?」(ベータカプセルと間違えて、カレーライスのスプーンを掲げる) モットクレロン戦 光太郎「タロウー!!」(大根片手に変身) ミライ「……」 なのは「……ミライさん?」 ○変身ポーズ その2 ヴィータ「そういえばアスカって、変身する時に掛け声とかないよな。 ただ、リーフラッシャーを掲げるだけで……何っつうか、迫力にかけるって言うか……」 アスカ「掛け声かぁ……時々、ダイナーって叫びながら変身したりはしてたんだけどね。 よし……いい機会だし、何か考えるか」 ~数日後~ シグナム「アスカ、敵だ!! ダイナに変身してくれ!!」 アスカ「よっしゃあ!! 新しく考えた、変身の奴を試すチャンスだ!!」(リーフラッシャーを掲げる) ザフィーラ「ふむ……どんなの考えたんだ?」 アスカ「ヘキサゴン!!」(変身) 全員「「それは色んな意味でアウトだ、つるのぉ!!」」 ○特訓のお約束 ~14話のヴィータの特訓が、レオのアレだったら~ ゲン「その顔は何だ!!その目は何だ!!その涙は何だ!!」 ヴィータ「んなもんで追いかけられたら、誰だって泣くわぁぁぁぁぁ!!」 ダン(……ゲン、お前にとっての特訓はやっぱりそれなのか) 【ゲン 轢き殺さない程度のスピードで、ヴィータをジープで追い回す】 ○管理局の白い悪魔 ミライ「管理局の白い悪魔?」 フェイト「ええ、まあ……一部じゃ、なのははそう呼ばれちゃってて……」 クロノ「誰かが冗談で言ったことが、そのまま広まってしまったんだよな」 ミライ「白い悪魔……」 なのは『仏様を大切にしろ!! 大切にしない奴は、死ぬべきなんだ!!』 ミライ「ま、まさかなのはちゃんの正体って……!!」 ユーノ「いや、そっちの悪魔じゃないですから!?」 ○最初に見た時、茶を噴いた(作者談) ~11話、バードン戦終了後~ リンディ「じゃあこれからは、ウルトラ兄弟の皆さんも協力してくれるんですね?」 ミライ「はい、確かにそう言ってくれました」 アルフ「いやぁ~、頼りになる味方が増えて助かるよ」 なのは「きっと今も、怪獣や超獣と、一生懸命戦ってるんですよね……」 ミライ「うん。 この世界の為に、きっと今も兄さん達は……!!」 その頃、噂されてるウルトラ兄弟の一人はと言うと。 セブン「あ、舘さん。 それロンです」 欽ちゃん「お前、喋れんの!?」 セブン「メンタンピン、ドラ3。 12000です」 元気に、ジョージアのCMで麻雀やってました。 セブン「ちなみに今は、登山にも挑戦中だ」 ゾフィー「それより地球を守れや、オイ」 目次へ
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/2230.html
第2話 使命、そして迷宮 「『グラヴィオン』。正確な名前は『ゴッドグラヴィオン』です」 「ちょっと待て。あれは質量兵器ではないのか?」 レジアスが合神したグラヴィオンの姿を見てヴェロッサを問い詰める。 「ご心配には及びません。あれは魔導機械です。質量兵器ではありません」 「だったら何故先ほどのミサイルやバルカンなどが出た! どう説明する!?」 レジアスはヴェロッサに突っかかるが、ヴェロッサをそれを受け流すように答える。 「あれはグランディーヴァが魔力を具現化させ、ゼラバイアに対して有効な攻撃を行うのに適した形を取ったに過ぎません。それにあれは完全独立権を持つ聖王教会のものです。これ以上難癖をつけないでいただきたい」 「くっ!」 聖王教会の力は絶大であり、時空管理局から完全独立権を手に入れており、基本的に何をしても問題はないのだ。 レジアスはその事に怒り、歯切りしを立ててモニターを見つめる。 「何がどうなってんの~~~~!?」 スバルは突然ロボットに乗せられた上に合体までさせられて混乱し、思わず操縦席を離れてしまう。 「危ないから、ちゃんと席に戻って……」 「え~~~、キャア!」 スバルはシャーリーに文句を言おうとしたらゼラバイアの攻撃を避けようとしたためにグラヴィオンが揺れてしまい、スバルはコックピット内で転んでしまう。 「いててて…」 「だから言ったのに…」 「もう~、わかりましたよ」 スバルはまた転ぶのが嫌なので言われるがままに再び操縦席に座りレバーを握る。 「スバルだっけ?」 ドゥーエがスバルに通信を入れる。スバルは先ほど出会ったシスターだと気付くがドゥーエの姿は先ほどのシスターの格好ではなく、戦闘スーツのようなものを着ている事を尋ねようとする。 「あなたは確かシスターの…」 「ドゥーエよ。スバル、あんたのGアタッカーからバルカンを発射させて、ちなみにGアタッカーは今はグラヴィオンの右脚だからね」 「でもどうやって武器を出すんですか?」 「あんたから見て右の方にボタンが二つあるでしょ。その右側のボタンよ」 スバルはドゥーエの言うとおりにボタンを押そうとしたが、間違って左側のボタンを押してしまう。 するとグラヴィオンの右脚からはミサイルが発射されるが、それはゼラバイアではなくグラヴィオンに被弾してしまう。 「馬鹿スバル! ミサイル出してどうすんの!」 スバルの失敗に思わずティアナが怒鳴り声を上げてスバルに通信する。 「ごめん、ティア。こっちだね」 スバルは気を取り直して、今度こそ右側のボタンを押してバルカンを発射させて、グラヴィオンに近づいてくるゼラバイアに当てて周りに煙が立ちまる。 「やった!?」 スバルは確認しようとするが煙でよくわからない。スバルの予想とは逆にゼラバイアは無傷であった。 「そんな~」 「まあ、バルカンはけいせいみたいなものだからね」 スバルとは反対にティアナは予想通りの展開だと考える。 「でもそのおかげで距離が取れた。グラヴィトン、アーーーーーーーク!!」 グラヴィオンの額から高エネルギー波が発射され、ゼラバイアに命中。外傷は見当たらないがゼラバイアはよろけているところから見るとダメージは通っている。 なのははこれを好機と見て、ティアナに指示を送る。 「いくよ! ティアナ! グラヴィトントルネードパンチ!」 「はい!」 グラヴィオンの左手の先端にGドリラーのドリルが展開される。それにあわせてグラヴィオンの両足の踵からはアンカーが現れ、地面に食い込む。これはパンチの反動を抑えるためである。 「「グラヴィトン、トルネーーーードパーーーーンチ!!」」 グラヴィオンの左手はティアナを乗せたまま発射され、ゼラバイアは両腕を使ってパンチを防ぐが、 トルネードパンチのパワーに耐え切れず、そのドリルパンチはゼラバイアの体の真ん中を両腕ごと突き抜け、ゼラバイアは爆発、消滅する。 ティアナを乗せた左手はコードみたいなもの現れてグラヴィオンの左手部分に戻る。 「ふ~う」 「ティアナ、お疲れ様。後、スバルもね…」 「………、あ、はい!」 スバルはほっと一息ついていてなのはの言葉をうまく聞けていなかったが、少し遅れて返事を返す。 その戦いの様子を聖王教会で見ていたレジアス達は色々な事をヴェロッサやクロノに尋ねる。 「何であんなものがこのミッドチルダに現れる!?」 「君はあれが現れるのを知っていたようだったけど何故だ!?」 「詳しく聞かせてもらいたい!」 「皆さん落ち着いてください」 ヴェロッサが興奮している上官達に落ち着くように指示する。 「詳しい事は言えませんが、ゼラバイアはまたミッドチルダに現れます。人類を滅ぼすために…」 「何だ(って)と!?」 ヴェロッサの発言に皆が驚きを隠せない。 「そしてその話などは後日にでも……。今日のところはお引取り願います」 ヴェロッサがそう言いながら指を鳴らすとシスター達は正門を開けて、管理局の上官達にお辞儀をしながら待っている。 上官達はヴェロッサの言われるがままに聖王教会を後にするが、レジアスは帰り際にヴェロッサに言う。 「必ずだ! 必ず、お前達の知ってる事は話してもらうぞ!」 「はい…」 レジアス達が帰り、聖王教会の門が閉じる。ヴェロッサとクロノは広間を後にして司令室の方へと向かう中、クロノがヴェロッサに聞く。 「本当にいいのか? あんな事を言って…」 「構わないよ。いずれはわかることだ。それより今は……」 「ああ、Gアタッカーのパイロットの事だな」 ヴェロッサとクロノが司令室に着く。そこにはオペレーターのシャーリー、アルト、ルキノだけでなく、先ほどの戦闘から帰ってきたなのは、フェイト、ティアナ、ドゥーエ、そしてスバルが待っていた。 スバルはヴェロッサを待っていたかのように急いでヴェロッサの元に近づき、ヴェロッサに聞く。 「何なんですか!? あの敵! あのグラヴィオンって! それになんであたしが? それにギン姉は!?」 「落ち着いて下さい。とりあえずこれでも…」 ヴェロッサは自分の手を握り締めながら、スバルの前で手を開くとケーキが現れる。 「あ、どうも……って誤魔化さないで下さい!」 「ごめん、ごめん。それじゃあまずはゼラバイアの事から話そう…」 ヴェロッサはまずはゼラバイアの事からスバルに説明し始めた。 ゼラバイアはどこの世界か宇宙かわからない。どこからからともなくやって来た機械生命体であり、目的は人類抹殺であり、すでにいくつもの世界や星が滅ぼされてしまった事。 ヴェロッサは次にグラヴィオンの事を話す。 グラヴィオンとはグランカイザーと4つのグランディーヴァが合体して出来る巨大ロボットの名前であり、正式名称は『ゴッドグラヴィオン』。 グランカイザー及びグランディーヴァを動かすにはリンカーコアの中にあるG因子と言う特別なものが必要であり、スバルをGアタッカーに乗せたのはそのG因子があった為である。 「じゃあ、最後にギン姉はどこですか!? ギンガ・ナカジマ。あたしの姉はここにいたってギン姉から連絡があったけど…」 ギンガの名前を出されて、ヴェロッサとクロノの表情が重くなる。 「彼女は……、彼女はいないんだ」 「え?」 「彼女は行方不明。正確には消えてしまったんだ」 その発言にスバルはつっかかる。 「消えたって……、ギン姉が消えたってどういうことですか!?」 「すまないけど、これ以上は言えない」 「とにかく、君はグラヴィオンに選ばれ、『機動六課』の『グランナイツ』に入ってもらうよ」 「『機動六課』? 『グランナイツ』?」 スバルは聞きなれない言葉を聞いて頭に「?」マークをつける。 「『グランナイツ』、このグラヴィオンを動かす者達の名称だよ。そして『グランナイツ』を含むこの聖王教会が持つ組織の名前は『機動六課』」 「君にはそこにいてもらいたいけどいいかな?」 ヴェロッサがスバルに尋ねるとスバルは考えながらヴェロッサに聞いてみる。 「『機動六課』。ここにいたらギン姉のことがわかるの?」 「ああ、それは約束できる」 「……だったら、残ります。ここに。ティアもいるみたいだし、ミッドチルダ、ううん。あたしは皆を守りたい。そしてギン姉を見つける」 「じゃあ話は決まりだね。すぐにでも君をここの配属にするよう手配しよう。その前にグランナイツメンバーの自己紹介をしておいてくれ」 スバルはヴェロッサの言われたとおり自己紹介をする。 「改めまして、こんにちは。スバル・ナカジマ、15歳です!」 「こちらこそ改めまして、高町なのはだよ」 「フェイト・テスタロッサです」 「ドゥーエよ」 「まあ、あたしはいっか…」 ティアナはすでにスバルとは知り合いなため、自己紹介をはぶく。 「明日から君にもグランナイツとしての訓練をしてもらいたい…」 「あの、その事で私から提案があります」 ヴェロッサがスバルに説明をしようとするとなのはが横槍を入れるようにヴェロッサに提案する。 「何か?」 「スバルをグランカイザーのパイロットにしてください」 「?!」 「本気か!? なのは!」 なのはの発言に皆が驚き、クロノがなのはに真意を聞く。 「本気だよ。私は遠距離砲撃型の魔導師。だけど聞いた話だと、スバルは私と違ってれっきとした接近戦で格闘系の魔導師。私よりグランカイザーをうまく動かせれると思う」 「しかし、グランカイザーは他のグランディーヴァと違って、操縦法が難しい。それはなのはも知ってるだろ…」 クロノがなのはを説得しようとするが、なのははクロノの静止を聞かない。 「知ってる。けど、スバルなら出来る。私はそう信じてる」 「なのはさん…」 「けど、決めるのはスバルだよ。どうする? スバル…」 なのはがスバルの方を向いて、スバルに尋ねる。 スバルは少し考えて、数分後ようやく答えを出す。 「私、乗ります! グランカイザーに!」 「それはなのはのためか?」 クロノがスバルに尋ねる。 「そうじゃないと言えば嘘になります。けどなのはさんだけのためじゃないんです。私自身のため、ギン姉を見つけるため、そして皆のためにもです」 スバルの決意は固い。ヴェロッサとクロノはそれを悟り、納得する。 「わかった。だったら明日からはグランカイザーに乗れるための訓練に変更しよう。言っておくけど、一番きつい訓練だから覚悟しておいてよ」 「はい!」 スバルは元気よく返事をする。 「それでは、解散! 皆、今日はゆっくり休んでくれ。それとスバルの部屋を案内しないとね……」 ヴェロッサがそう言うと、まだ(5~10歳くらいの)幼いシスターが3人現れる。 「金髪でオッドアイの子はヴィヴィオ。こっちの紫色の髪の子はルーテシア。ピンク色の子がキャロだよ。三人ともしばらくはスバルの世話をしてやってね」 「「「はい!」」」 三人は元気よく返事をして、スバルの腕を引っ張りながらスバルを部屋へと案内する。 そしてスバルは三人と別れて、部屋で一人っきりになる。 スバルは部屋の電気を消して一人ベッドで寝そべりながら考える。 (今日は色々あったな…。ゼラバイアにグラヴィオンか……。そんでティアがここにいて、ギン姉はいなくなってる…。ギン姉、絶対見つけるからね!) スバルは仰向けの状態で、右手を大きく天井に振り上げて拳を握り締めながら決意を固め、そして眠りについた。 翌日、スバルは目を覚まして洗面所に行って顔を洗おうとするが、洗面所にセンサーがないことに気付く。 「あれ? どこだろ? と言うかこれは何?」 スバルは洗面所の水道管についてるものが何なのかわからず、思いっきり回してみたら回した途端に水が大量に溢れ出し、 水道管の出口はスバルの顔を向いていために大量の水がスバルの顔を目掛けて流れ出す。 「うわああああああ!!」 「「どうしたの!? スバル!」」 スバルの悲鳴を聞いたなのはとティアナが急いでスバルの部屋に入ろうと閉じた扉を開けると、スバルが出した大量の水がなのはとティアナにも襲いかかる。 「「きゃああああ!!」」 数分後、何とかスバルとティアナとなのはは大量の水を止めるが、スバル、ティアナ、なのははびしょ濡れ。ティアナはスバルに対して怒る。 「スバル! あんたどうしてくれるの! 服がびしょびしょじゃない!」 「ごめん、ティア…。あたしその蛇口って言うの知らなくて……」 スバルはティアナに蛇口についての説明を受けた後、懸命にティアナ向かって両手を合わせて頭を下げて謝る。 ティアナはスバルのドジっぷりを知っているので、スバルの謝罪を受けてようやく怒りを静める。 「ふん! まあいいわ。あんたのドジは今になって始まったばかりじゃないしね…。でもこれじゃあ風邪を引いちゃうわ。お風呂に入らないと…」 「ねえ、だったら、ティア…」 スバルがティアナの発言した「お風呂」と言う言葉に反応をしめす。 「何って…、まさか……」 「一緒に入ろうよ。お風呂…」 スバルの発言にティアナは再び怒りを顕わにし、スバルの体をしがみつくように技を決める。 「馬鹿スバル! 何でそうなるの!」 「痛い。痛い。ちょっとした触れ合いをしようとしたのに…」 「でもいいんじゃない。一緒にお風呂入るのも…。だからティアナ、スバルを離してあげて…」 「わかりました」 「そうですよね……」 なのはがスバルをフォローするような発言し、ティアナもしぶしぶなのはとスバルの言うとおりにした。 それからまた数分後、なのはとスバルとティアナは一緒にお風呂に入って体を温めた。 お風呂から上がり、新しい着替えを着るとスバルは教会を見て回ると言い出す。 スバルはヴェロッサとクロノがギンガの消息不明について何か隠し事をしているのだとにらみ、探し出そうと考える。 なのはは10年以上もこの教会にいるので道案内としてついていき、ティアナは自分のかつてのパートナーにあきれながらもついていくことになった。 聖王教会は大きく5つに分けられており、北館、南館、西館、東館、中央館があり、スバル達グランナイツは東館で暮らしており、西館は現在立ち入り禁止状態である。 スバル達は西館が怪しいと踏んで、西館へと続く廊下を歩いていると突然、床が抜け落ち、スバル達はどこかの部屋へと落ちてしまう。 「スバル、ティアナ。大丈夫?」 うまく着地できたなのはが着地に失敗して転んだスバルとティアナに声をかける。 「いたたたた。何とか…」 「もう少し用心して進みなさいよ。スバル」 「ごめん、ティア……」 スバルとティアナが立ち上がると突然部屋の電気がつく。そして明るくなった部屋を見るとそこには何やら小型の機械兵器が10体近く置いてあった。 「何ですか? これ…」 スバルがなのはに尋ねる。 「これはね…。私が昔訓練で使ってた魔導機械。ガジェットって言うんだよ」 「そう言えば少し聞いたことがあります。なのはさんは昔ここでグランカイザーに乗るための特訓をしてたとか…」 ティアナは昔聞いた話を思い出そうとすると、突如ガジェット達が動き出す。 「え? 動き出した?」 「スバル、ティアナ。動かないで。これは近づいて来るものを感知すると攻撃してくるからね…」 「だったらあたしもやります!」 スバルがなのはの横に並ぶ。 「スバル…」 「これがなのはさんの通った道なら、あたしも通ります。グランカイザーに乗るのなら尚更です」 「…、わかった。でも無理はなしないでね」 「はい!」 スバルは元気よく返事をし、なのはとスバルは分かれてガジェットの殲滅に入る。 この部屋に置かれているガジェットは2種類有り、一つは細長いもので、もう一つは真ん丸い形をしている。 細長いものは砲撃系しかないが、丸いのは砲撃の他にコンベアーのような手を持っている。なのははその事を知っているが、スバルはその事を知らない。 なのははうまくガジェットの攻撃を巧みに交わして、魔力弾や魔力で高めた拳でガジェットを破壊する。 スバルはガジェットの攻撃に苦戦を強いられながらも、何とか1体、2体と倒す。なのははスバルの戦い方を見て改めて思う。 (まだ戦い方は不慣れみたいだけど、やっぱり私よりグランカイザーをうまく乗りこなせれるかも…) スバルが3体目を破壊した時に、突然教会全体に緊急警報が鳴り響く。 「え? 今度は何?」 「まさか……、なのはさん!」 「ゼラバイア……」 そうこの警報はゼラバイア襲撃を知らせるものだったのだ。 警報と同時に残っていたガジェットは全機機能を停止し、その部屋の扉が開き、ヴィヴィオとルーテシアとキャロが迎えに来る。 「皆さん、ゼラバイアです」 「早く行って……」 「頑張って!」 なのはとスバルとティアナは急いで部屋を出て、ティアナはGドリラーの方に行き、スバルはグランカイザー、なのははGアタッカーに乗り込む。 出撃する前に、ヴェロッサがスバルに通信を入れる。 「スバル、もしこちらの方で無理だと判断したらすぐになのはと交代してもらう。いいね」 「はい!」 「それでは…、グランナイツ発進せよ!」 ヴェロッサの言葉により、グランナイツ全員が発進する。 グランカイザーとグランディーヴァは教会近くにある山の中から現れ、ゼラバイアの元に飛んでいく。 「スバル、無理しないでね」 なのはがスバルに念を押すように言う。 そんななのはにスバルは笑顔で答える。 「大丈夫ですよ。さてこのままGO!」 ゼラバイアはまたグラナガンを襲っていて、今度のゼラバイアはさっきまでなのは達が相手をしていた細長いガジェットのような姿をしている。 ゼラバイアの装甲は当然の事ながらあまりに厚いゆえに魔力弾は愚か、他の魔法攻撃でも通用しない。 「くそ! 俺達は無能だってのかよ!?」 ヴァイスは自分達の非力さを怨む。するとそこにグランカイザーとグランディーヴァがやって来た。 「へ、真のエース達の登場か…。頼んだぜ!」 ヴァイスはゼラバイアをグランナイツに任せて自分達は撤退をする。 グランカイザーに乗るスバルはまだ試運転すらやっていない状態の為に、腕などを動かすのにも体力を消耗していた。 「はあ、はあ………」 「スバル、大丈夫? やっぱり私と変わろうか」 なのはがスバルの状態を見て、交代を勧めるがスバルはその勧めを断る。 「大丈夫ですよ。これくらい訓練校にいた時はもっとつらかったですから……」 「そう。ならいいけど…」 「スバル。敵は進化していて昨日の奴より強い。一気に合神してくれ」 ヴェロッサがスバルに指示を送るが、スバルは合神方法を知らない。 「あの、合神ってどうやるのですか?」 「前のパネルに向かって『エルゴフォーム!』って言いながら押してくれ。そしてその後に『超重合神!』と言えば出来る。やってみてくれ」 「わかりました…。エルゴフォーーーーーーーーーーーム!!」 スバルは強く叫びながら、正面のパネルに向かって拳を当てる。 するとグランカイザーを包み込む重力子が現れ、グランディーヴァがそれに引き寄せられていくようにグランカイザーに近づく。 「グランナイツの諸君、合神せよ!」 「超重、合神!!」 ヴェロッサの承認、スバルの叫びと共に、グランカイザーの手には二つに分かれたGドリラー、右脚にはGアタッカー、左脚にはGストライカー、そしてGシャドウが胸に合神する。 スバルを乗せたグランカイザーはゴッドグラヴィオンへと合神した。 「ち、かっこいいぜ! 俺もあんなのに乗ってみてえな……。頼んだぜ、グラヴィオン!」 ヴァイスはグラヴィオンの姿を見て羨ましさと憧れを抱く。 「スバル、言っておくけどさっきのグランカイザーとグラヴィオンはフィードバックシステムだからね」 「フィードバックシステム? 何ですか? それ…」 なのはがスバルに説明をするが、スバルはイマイチわかっていないようなので簡潔に言う。 「簡単に言うと、グラヴィオンもグランカイザーもスバルの動きに合わせて動いてくれる。でもダメージを受けたらスバルにもダメージが来るから注意してね」 「わかりました。頑張ります!」 「あと、それと『重力子臨界数』には気をつけて」 「え?」 「昨日の戦闘は問題なかったけど、実はゴッドグラヴィオンは常にエルゴフォームを纏ってるの」 「あれって合体の時だけじゃなくて今も何ですか?」 「そうだよ。それでグランカイザー以外のグランディーヴァはエルゴフォームに耐えられる限界値があるの。 それでその『重力子臨界数』がゼロになると強制的に分離してしまうの」 「つまり、それって……」 「簡単に言うと、強い武器を使ったり、敵からダメージを受けると強制分離されるってことだよ。だから本当に気をつけてね……」 「はい!」 スバルはなのはの忠告を受けながら戦闘に入る。 「グラヴィトンバスターーーーー!!」 スバルの叫びと共にグラヴィオンの両手を合わせて、両手からバスターが連射されるが、ゼラバイアは後ずさりする様子もなく、グラヴィオンに体当たりをする。 「うわあ!」 スバルは体当たりの反動で、後ろに倒れてしりもちをつく。 「いてててて、どうして?」 「あのゼラバイアは進化しているみたいですね。グラヴィトンバスターに耐えれるように…」 ヴェロッサが冷静に状況を分析する。 「進化って何でですか~?」 「相手は機械だけど同時に生命もある。生物なら進化をする事ができる。それはゼラバイアも同じなんだ。 そしてあのゼラバイアは進化して、この前受けたグラヴィトンアークに耐えれるように進化しているからグラヴィトンバスターに耐えられるんだ。多分グラヴィトントルネードパンチも効かないだろうね…」 「大変です。重力安定指数30%。今の攻撃で重力子臨界数が2978ポイントを切りました」 「え!?」 「早い! でも、な、何で!? なのはさんの時は問題なかったのに…」 「恐らく、スバルが不慣れなためにうまくG因子との結合が出来てないからだと思われます」 オペレーター達は冷静に状況分析をする。 その間にゼラバイアは体から触手を出して、グラヴィオンの体に突き刺さり、触手から電流が流れ出す。 「ああああああああああ!!」 スバルやティアナは電流に苦しむ。なのはは電流で苦しみながらもGアタッカーからミサイルを発射させようと頑張ってスイッチを押そうとする。 「グラヴィトンミサイル、フルバースト。発射!!」 なのはの指はミサイルのボタンに届き、Gアタッカーからミサイルが大量に発射され、ミサイルは触手を破壊する。 「ありがとうございます。なのはさん」 「別に…。それより今は……」 スバルはなのはに礼を言うが、なのははスバルにゼラバイアに気をやるように呼びかける。 「こうなったら、グラヴィトンアークで…」 「ダメ。さっきヴェロッサも言ってたけど、グラヴィトンアークに耐えられるように進化してる。ただ単に重力子臨界に近くなるだけだよ」 ティアナが提案するが、なのははその提案を却下する。そこにヴェロッサが別の提案を出す。 「まだ手はあります。『グラヴィトンソード』を使いましょう。スバル、グラヴィトンソードと名前を呼んでください」 「……、わかりました。グラヴィトン、ソーーーーーーーーーーーード!!」 スバルの叫びに反応して、グラヴィオンの胸のパーツが一部外れ、それは剣の柄のようなものになり、スバルが腕を伸ばすとグラヴィオンも腕を伸ばして柄をとる。 「そして、ブレイズアップと言ってください」 「ブレイズアップ!」 スバルが「ブレイズアップ」と言うのと同時に柄から剣が現れる。 「はあああああああ!!」 グラヴィオンは勢い高く、飛び上がりグラヴィトンソードをゼラバイアに向けて振り下ろす。 その剣はゼラバイアを切り裂く。 「エルゴ、エーーーーーーーーーーンド!!」 そしてゼラバイアは大爆発を起こし消滅した。 スバルは敵を倒したとコックピット内で一息つこうと座ろうとする。 「ふう、終わった~~」 「スバル、危ないから座らない!」 「え?」 スバルはティアナの言葉で座ろうとするのをやめる。そしてほんの少しの間をおいてスバルは気付く。 スバル自身が座ろうとしたらグラヴィオンもそれに反応して地面に座ろうとしたのだ。 今グラヴィオンの回りには人や物は存在しないが、もしも何かあったら大惨事である。 「スバル、もう少し気をつけようね」 「…ごめんなさい」 スバルはなのはや他の皆に対して謝った。 聖王教会に戻ったスバルは自分の部屋のベッドで一息ついているとなのはが部屋にやって来る。 「スバル、今いいかな?」 「なのはさん…、いいですよ」 スバルのOKをもらい、なのはは部屋のドアを開けてスバルの部屋に入る。 スバルはベッドに横たわっていたが、なのはに失礼だと判断してベッドから起き上がり、ベッドに座る。 なのはそのスバルの隣に座る。 「あの…、なのはさん……」 「スバル、どうだった? グランカイザーに初めて乗った感想は……」 なのはがいつもの明るい顔でスバルに尋ねるとスバルもいつもの明るい表情で答える。 「正直、少しきつかったです。なのはさんはいつもあんなきつい機体に乗ってたんですね」 「訓練とか模擬戦でなら何度も乗ってるけど、初戦闘は昨日が初めてだったんだよ」 「そうですか……」 スバルはその言葉を聞いて少し落胆したような顔をするが、なのはは救いの手を差し伸べるように語る。 「でも今日のスバルの動きは私が初めてグランカイザーに乗った時以上にいい動きだったよ。私が初めて動かした時は手足を少し動かすのがやっとだったんだよ。 でもスバルは手足だけじゃなくて、体全体を動かしてたし、グラヴィトンソードもうまく使いこなせた。すごい事だよ。やっぱり私の見込んだとおりだよ」 「えへへ、そうですか……」 スバルはなのはに褒められて、片手を頭の後ろにやって頭をかいて照れる。 「でも油断はいけないよ。今日みたいに落ち着こうとして座ろうとしてもしも人がいたらその人に迷惑がかかるからね」 「はい…、ごめんなさい」 スバルはションボリする。 「でも動きとかはよかったよ。もっと訓練すれば私以上になるよ。きっと……」 「なのはさん…。はい! もっと頑張ります!」 スバルはなのはの言葉を胸に秘め、翌日からの訓練に一生懸命取り組むのであった。 前へ 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/nanoharow/pages/686.html
魔法少女、これからも。(後編) ◆Vj6e1anjAc 次元の狭間の闇を、進む。 無限に広がる世界を繋ぐ、次元空間の大海原を、黄金の舟が進んでいく。 最期のスターライトブレイカーが放たれた直後、聖王のゆりかごのレプリカは、次元航行モードへの移行を完了した。 高町なのはの命の輝き――あの桜色のビッグバンが、ヴィヴィオが最後に見た光景となった。 生きざまを、最後まで見届けたのだ。 「っ……う、うぅっ……」 そしてだだっ広い玉座の間では、1人の少女がうずくまり、抑えた嗚咽を響かせていた。 これで本当に独りきりだ。 プレシアのデスゲームからの生還者は、本当に自分1人だけになってしまった。 想いを汲み取ったはずなのに。 それがなのはの心からの願いだと、納得した上で撤退したはずだったのに。 それでも涙が止まらない。 悲嘆と後悔と自責の涙が、次から次へと溢れ出す。 「強くなりたい」という願いは、母の末路を見たことで、半ば折れかかってしまっていた。 「どうして……どうして、こんなっ……!」 強くなると決めたはずだった。 この手の届く限りの命は、守りたいと願ったはずだった。 それは今でも変わらない。変えることなどあり得ない想いだ。 最愛の母が死を選んだのは、自分の力が足りなかったから。 ガジェット達に苦戦して、帰還する余力を失ったのは、これまでのなのはの戦いを、助けてやることができなかったから。 きっとキングとの戦いで、ブラスターモードを使っていなければ。 コーカサスアンデッドとの戦いの時点で、既に助太刀に加わっていたならば。 いいや、なのはだけではない。金居との戦いへの参加が早ければ、ユーノの消耗も抑えられたはずだ。 そうなればもっと余裕をもって、ガジェット達に対処することができただろう。 ブラスター3を解放したのがあの場だったなら、ナンバーズさえも撃退できただろう。 つまるところ、自分が不甲斐なかったから、なのは達は死を選ばざるを得なかったのだ。 弱いのだ、私は――ヴィヴィオは。 「こんなはずじゃ、なかったのに……っ!」 痛みと嘆きは連鎖する。 最愛の母を喪った苦痛は、新たな苦痛を呼び起こす。 この30時間の戦いの中で、あまりに多くの命が喪われてしまった。 燃え盛る地獄の業火に焼かれ、命を落としたというルルーシュとシャーリー。 目の前で死んでいったもう1人のフェイトと、死体を嬲ってしまったキャロ。 少し怖い顔をしていたけれど、一度は自分を救ってくれた、浅倉威という男。 怒りに狂った自分の手で、命を奪ってしまった相川始。 こなた、スバル、リイン……共に生き残るために頑張ってきた、かけがえのない仲間達。 その他大勢をも含めた、60人をも超える命。 それら全ての重圧が、ヴィヴィオの双肩へとのしかかってくる。 何故だ。 何故彼らは死ななければならなかった。 こんな殺し合いさえなければ、普通に生きられたはずだったのに。 この殺し合いから出られれば、暖かな日常へと帰れたはずなのに。 自分が弱い子供でなければ――そのうちの何人かは確実に、この手で救えたはずなのに。 こんなはずじゃ、なかったのに。 「……?」 その、時だ。 不意に、目の前が明るくなった。 がらんどうの玉座の間に、淡く青白い光がともったような気がした。 否、光っているのは部屋ではない。 光っているのは自分自身だ。 漆黒と純白の騎士甲冑が、いつの間にか、淡い光を放っていた。 「あっ」 ぽぅ、と光が指先から離れる。 追いかけるように伸ばした手から、全身の光が離れていく。 青く白く光る何かは、数メートルほど漂ったのち、自分の目の前に留まった。 いつからそこにあったのだろうか。 そこに静かに浮いていたのは、2つの青い宝石だった。 光は宝石のもとに集まって、少しずつ形を変えていく。 不定形の青い光が、少しずつ輪郭をなしていき、2つの個体へと変わっていく。 「なのは、ママと……フェイトママ……?」 光の中から現れたのは、高町なのはとフェイト・T・ハラオウン。 ちょうどもう1人のフェイトのような――自分の知る2人の母よりも、随分と年下の幼い姿だ。 本来の自分の姿よりも、いくつか歳は上だろうか。昔何かの折で見た、9歳くらいの頃の姿が近いかもしれない。 「貴方達は、一体……?」 それでも、自分の知る彼女らとは別人だ。 目の前の2人が纏う衣装は、9歳当時の彼女らのそれとは、微妙に異なったデザインとなっていた。 なのはのバリアジャケットは、先ほどまで自分の母が着ていた、エクシードフォームを思わせるものに。 フェイトのバリアジャケットも、大きな違いはないものの、より装飾が大人しいものに変わっていた。 《私達はジュエルシード……古の人々の願いと共に、この世界に生まれた結晶体》 「ジュエル、シード……?」 ヴィヴィオに微笑みかける幼いなのはは、自分達のことをそう名乗った。 確かそれは、かつてなのは達が回収していたという、ロストロギアの名前だったはずだ。 もちろん、そんなものを持った覚えはない。 そのジュエルシードとやらが、このゆりかごに現れた理由は、皆目見当もつきそうにない。 《かつてプレシア・テスタロッサが、虚数空間の海へと落ちた時、 私達9つのジュエルシードもまた、道連れに次元の狭間へと沈んでいった》 《アルハザードの周囲を漂っていた私達は、貴方の放つジュエルシードの気配に引かれて、貴方のもとへやってきた。 そしてこの姿は、貴方の心の中にある、想いの形を具現化したもの》 《貴方とお話をするために、貴方の心の中から借りた、貴方の強い想いの形》 代わる代わる言葉を紡ぐ、なのはの幻とフェイトの幻。 そこに浮かんだ穏やかな笑顔は、思い出のそれと変わらないのに。 その口から放たれる懐かしい声色は、思い出のそれと違わないのに。 その事務的な口調には、人としての温もりを感じられず、どこか歪な印象を受ける。 本当に目の前に立っているのは、ただの幻に過ぎないのだと、否応なしに思い知らされる。 「……強くなんて、ないよ」 ゆらり、と金のサイドポニーを揺らし。 ルビーとエメラルドの光を地へ向けて。 目の前の幻が言い放った何気ない言葉に、ヴィヴィオは己が顔を俯かせて、呟く。 「私は強くなんてなかった……私のちっぽけな想いなんかじゃ、結局誰も、救えなかった」 罪を懺悔するかのように。 頭を垂れた聖王が、言った。 強くなりたいという誓いは、結局死の運命を打倒できなかった。 手が届くところにあったはずの命にさえ、手を伸ばすこともできなかった。 何も救えなかった自分が、そんなに強いはずがない。 何も守れなかった想いが、強いだなんて言えるはずもない。 《信じて》 それでも。 目の前の幻が口にしたのは、そんな言葉だった。 《魔法は胸の内に込められた力を、具現化させて解き放つ力……人の想いを形にした力》 《だからこそ、魔力の結晶である私達には、人の想いを叶える力が備わった》 《「死んでいったみんなのためにも、強くなって生き続けたい」…… ……他の誰でもない、貴方の強い想いの力が、私達を呼び寄せた》 《たとえ今は弱くとも、その想いが貴方を突き動かすのなら、貴方はもっと強くなれる。 貴方の抱く強い想いを、魔法は決して裏切りはしない》 これはヴィヴィオはおろか、全ての参加者が知り得なかったことだが、 ジュエルシードによって張られたフィールドにいた参加者達は、 少なからず、ジュエルシードの性質を持った魔力を、その身に浴び続けていた。 それが2つのジュエルシードを、ヴィヴィオの下へと招いたのだが、彼らはそれだけでは足りなかったと言った。 ヴィヴィオの強い願いの力こそが、彼らをこの舟へ引き寄せたのだと。 ヴィヴィオの強い想いの力こそが、奇跡の力を呼び寄せたのだと。 『ヴィヴィオ』 不意に、少女の首元から声が響いた。 明滅する空色の宝石は、インテリジェントデバイス・マッハキャリバー。 この30時間の戦いで散ってしまった、スバル・ナカジマの相棒だったデバイスだ。 そういえば今この瞬間まで、半ば存在を忘れかけていた。 ここまでずっと自分を支えてきてくれた、大事な仲間の1人だったというのに。 『以前、私は相棒に、こんなことを言ったことがあります。 貴方が私に教えたもの……私の生まれた理由、貴方の憧れ……それを嘘にしないでほしい、と』 「あ……」 『一度起きてしまったことには、もう取り返しはつきません。 それでも貴方には未来があります。同じことを繰り返さないよう、努力するチャンスが残されています。 生きて責任を果たすこと……生きて帰って、強くなると約束したこと…… Ms.なのはに誓った貴方の想いを、嘘にしないでください』 そうだ。 マッハキャリバーの言うとおりだ。 殺し合いのフィールドを発つ前に、ユーノが言っていたことを思い出す。 この戦いを生き延びた自分達には、果たさなければならない責任があるのだと。 喪われてしまった多くの命に、報いなければならないのだと。 高町なのはの死を看取るまでが、自分に課せられた責務ではない。 まだやらねばならないことが残っていたのだ。くよくよしている暇はなかったのだ。 ――だから私は、ヴィヴィオに“これから”を託せるの。 なのはママの遺言が、胸の奥深くで木霊する。 自分で進むと決めた道を、貫き通せるのだと信じているから、未来を託すことができるのだと。 自らの進む道を選択し、それを最後までやり通す意志。それこそがジュエルシードの言う、想いだ。 誰よりも強く優しいママに、太鼓判を押してもらった――信じられると言われた、想いだ。 「……分かったよ」 俯いていた顔を、上げる。 聖者の印と謳われたオッドアイで、確たる意志と共に、前を見据えた。 身を屈ませた後悔の震えは、今はもうその背中にはなく。 涙に滲んだ赤と緑は、色鮮やかな光を放つ。 「なのはママがそう望んだのなら……私は生きてみようと思う。 それが、強く生きるって約束した……ひとりで立てるって宣言した、私の責任なんだから」 この30時間の戦いで、ヴィヴィオは多くの死を背負った。 肉体年齢6歳という、あまりにも幼いその背中に、あまりにも重いものを背負い込まされた。 それでも、彼女は生きることを望んだ。 過去に悲嘆する道ではなく、未来へと続く道を選んだ。 彼女も怖かったはずなのに、それでも自分を励ましてくれたシャーリーのように。 スバルやシャーリーを守り抜かんと、懸命に戦ったルルーシュのように。 戦う力を持たずとも、弱いなりに自分を支えようとしていたこなたのように。 そして何より、あの高町なのはのように。 強き想いを力へと変え、母の望む生き方を、その力で為さんと決意したのだ。 ならば、祝福すべきだろう。 ヴィヴィオが選択した道が、結局はなのはが指し示した道だったとしてもだ。 この歳で完全に自立しろというのは、それこそ酷な話だろう。それはこの先少しずつ、ゆっくりと成長しながら果たせばいい。 それでもヴィヴィオは今日この日、責任を背負うということを知った。 こうして幼かったヴィヴィオは、ほんの少しだけ、大人になった。 《願いを聞かせて、高町ヴィヴィオ》 《貴方の望む想いの形を……本当の気持ちを、私達に教えて》 目の前の幻影が語りかける。 願いを叶えるジュエルシードが、叶えるべき願いを問いかける。 「ゆりかごの針路を、ミッドチルダに……私を元の世界へ連れて行って」 確たる口調で、宣言した。 かつてプレシア・テスタロッサは、21個のジュエルシードに、娘の命を願ったという。 されどヴィヴィオが選ぶのは、死した母の蘇生ではない。 命よりも大事な願いを、なのはは自分に託したのだ。 ならば彼女から託された願いは、喪われた彼女の命以上に、優先させるべき願いだ。 《その願いを、叶えよう》 願いを聞き届けた幻のなのはは、無機質な声と共に、にこやかに微笑む。 自分が聖王化していたのもあって、身体の大きさが完全に逆転していたのが難点だったが。 それでもそこにあった笑みは、これまで愛してやまなかった、最愛の母の笑みそのものだった。 《貴方の望む道筋は、私達の力で切り拓いてあげる》 《どれだけ時間がかかろうとも、どれだけの壁に阻まれようとも、私達が必ず送り届ける》 ぽぅ――と。 その一言を言い終えると同時に、2人の幻に陰りが生じた。 青白い光から生まれた幻が、少しずつその輪郭をぼかしていく。 幻影の不透明度が落ちていき、少しずつ虚空へと溶け込んでいく。 さらさらと四肢の端から零れるのは、蛍のごとき青い光。 ジュエルシードの煌めきが、ゆっくりと霧散していって、聖王のゆりかごを包んでいく。 《あとは貴方次第だよ――高町ヴィヴィオ》 それが最後の一言だった。 その一言を言い終えると同時に、2人の幻は姿を消した。 玉座の間に静寂が訪れる。 だだっ広い空間の中で、人影がまた1人きりになる。 胸の内へと訪れるのは、ほんの少しばかりの寂寞。 「……帰ろう、マッハキャリバー」 それでも、少女の瞳に涙はなく。 晴れやかな笑みさえも浮かべて、真っすぐに前を見つめている。 ジュエルシードの幻の、最後の言葉を聞いた時、母に背を押されたような気がした。 まるでなのはママ自身に、エールをもらったような気がして、それだけで満たされたような気がした。 「私達の故郷へ……なのはママと暮らした場所へ!」 その言葉を合図としたかのように、ゆりかごの床が微かに揺れた。 2つのジュエルシードの放つ、青白いオーロラに覆われて。 黄金に煌めく聖王のゆりかごは、未来に向かって出港した。 (私は、もっと強くなる) 強くなって、生き続ける。 この命が続く限り、この身が朽ち果てぬ限り。 死んでしまった人々に報いるために。 ママとの約束を果たすために。 私を守り続けてくれた、世界一大好きなママの生涯が、無駄ではなかったことを証明するために。 未来へ続くこの道を、私は胸を張って歩き続ける。 そう。 私の行く道は終わらない。 私の道は、これからも――。 ◆ リリカルなのはクロス作品バトルロワイアル・最終戦績報告 1日目・深夜 エリオ・モンディアル :柊かがみのミラーモンスターにより死亡 ギルモン :八神はやて(StS)のツインブレイズにより死亡 ティアナ・ランスター :シグナムのバスターソードにより死亡 神崎優衣 :キース・レッドのグリフォンにより死亡 1日目・黎明 殺生丸 :自身の蒼龍破により死亡 シグナム :柊かがみのヘビープレッシャーにより死亡 アグモン :アーカードの手により死亡 クロノ・ハラオウン :アーカードのパニッシャーにより死亡 1日目・早朝 矢車想 :エネルの鉄矛により死亡 カレン・シュタットフェルト :ミリオンズ・ナイブズのエンジェルアームにより死亡 高町なのは(A s) :ミリオンズ・ナイブズのエンジェルアームにより死亡 ディエチ :ミリオンズ・ナイブズのエンジェルアームにより死亡 ミリオンズ・ナイブズ :キース・レッドのジャッカルにより死亡 1日目・朝 フェイト・T・ハラオウン(StS):ヴァッシュ・ザ・スタンピードのエンジェルアームにより死亡 八神はやて(A s) :アンジール・ヒューレーのアイボリーにより死亡 1日目・午前 ザフィーラ :自身のミラーモンスターにより死亡 アレクサンド・アンデルセン :ルーテシア・アルピーノのイフリートにより死亡 1日目・昼 遊城十代 :柊つかさの手により死亡 武蔵坊弁慶 :ギンガ・ナカジマのプラズマスマッシャーにより死亡 インテグラル・ヘルシング :金居の朱羅により死亡 ギンガ・ナカジマ :金居の朱羅により死亡 ブレンヒルト・シルト :キース・レッドのグリフォンにより死亡 1日目・日中 チンク :柊かがみのミラーモンスターにより死亡 シャマル :セフィロスの憑神刀(マハ)により死亡 C.C. :首輪爆発により死亡 シェルビー・M・ペンウッド :首輪爆発により死亡 1日目・午後 早乙女レイ :ルーテシア・アルピーノのエボニーにより死亡 ルルーシュ・ランペルージ :ルーテシア・アルピーノのイフリートにより死亡 シャーリー・フェネット :ルーテシア・アルピーノのイフリートにより死亡 1日目・夕方 セフィロス :八神はやて(StS)のコルト・ガバメントにより死亡 ルーテシア・アルピーノ :キャロ・ル・ルシエの憑神鎌(スケィス)により死亡 キャロ・ル・ルシエ :フェイト・T・ハラオウン(A s)のオーバーフラッグにより死亡 フェイト・T・ハラオウン(A s) :キャロ・ル・ルシエの憑神鎌(スケィス)により死亡 万丈目準 :浅倉威のミラーモンスターにより死亡 柊つかさ :浅倉威のミラーモンスターにより死亡 浅倉威 :首輪爆発により死亡 エル・ローライト :キース・レッドのグリフォンにより死亡 新庄・運切 :エネルのジェネシスの剣により死亡 ゼスト・グランガイツ :キングのオールオーバーにより死亡 キース・レッド :アレックスのブリューナグの槍により死亡 天上院明日香 :八神はやて(StS)の愛の紅雷により死亡 1日目・夜 アレックス :金居のイカリクラッシャーにより死亡 アーカード :ヴィータのゼストの槍により死亡 ヴィータ :アーカードの手により死亡 1日目・夜中 クアットロ :キングのRPG-7により死亡 ヒビノ・ミライ :アンジール・ヒューレーのバスターソードにより死亡 1日目・真夜中 エネル :金居のデザートイーグルにより死亡 相川始 :ヴィヴィオの魔力爆発により封印 2日目・深夜 (死亡者なし) 2日目・黎明 ヴァッシュ・ザ・スタンピード :八神はやて(StS)の鋼の軛により死亡 泉こなた :八神はやて(StS)の愛の紅雷により死亡 2日目早朝 八神はやて(StS) :柊かがみのルシファーズハンマーにより死亡 柊かがみ :スバル・ナカジマの手により死亡 アンジール・ヒューレー :キングのオールオーバーにより死亡 スバル・ナカジマ :金居のジェネシスの剣により死亡 天道総司 :キングのオールオーバーにより死亡 キング :高町なのは(StS)のレイジングハート・エクセリオンにより封印 金居 :ヴィヴィオのラウズカード(ジョーカー)により封印 【ウーノ@魔法少女リリカルなのはStrikerS 死亡確認】 【ドゥーエ@魔法少女リリカルなのはStrikerS 死亡確認】 【セッテ@魔法少女リリカルなのはStrikerS 死亡確認】 【オットー@魔法少女リリカルなのはStrikerS 死亡確認】 【ディード@魔法少女リリカルなのはStrikerS 死亡確認】 【高町なのは@魔法少女リリカルなのはStrikerS 死亡確認】 【ユーノ・スクライア@L change the world after story 死亡確認】 【残り:1人】 ◆ 天の光は全て星。 なべて世はこともなし。 第一管理世界・ミッドチルダの宇宙は、新暦78年を終えようとするこの瞬間にも、平穏無事であり続けていた。 見渡す限りに広がるものは、暗黒よりもなお黒き闇。 漆黒のカーテンに散りばめられるのは、幾億幾兆の星々の煌めき。 どこまでも高く、どこまでも深く。 どこまでも遠く、どこまでも広く。 文字通り無限の容積を持った、光と闇の大海原に、ぽつんと浮かぶ星が1つ。 サファイアのごとく煌めく青と。 エメラルドのごとく映える緑。 生命の色に満ちたその星こそが、ミッドチルダの本星だった。 この色鮮やかな星の中で、多くの命が息づいて。 出会い、群れ合い、親しみ、別れる、大勢の命が生きている星。 漆黒の宇宙空間の中で、一際美しく放たれる輝きは、そこに暮らす人々の、命の活力を表しているのかもしれない。 《――応答願います。時空管理局、応答願います》 そんな無明の宇宙の中に、1つの影が姿を現す。 無音無酸素の宇宙の中で、声を電波に乗せるのは、金色に煌めく大型戦艦。 スラスターも噴かせることなく、無重力空間を漂い続ける、豪華絢爛な舟があった。 眩い陽光が船体を照らす。 ミッドチルダの向こうから、顔を出した太陽の光が、宇宙を黄金色に染め上げる。 気の遠くなるほどの旅路の果てに、目的地へ辿り着いた舟は、 世界そのものに祝福されているかのように、誇らしげな光を放っていた。 《私の名前は高町ヴィヴィオ……高町なのはの娘です!》 新暦79年、1月1日0 00。 新たな年の幕開けと共に、数奇な運命に翻弄された少女が、生まれ故郷への帰還を果たしていた。 【高町ヴィヴィオ@魔法少女リリカルなのはStrikerS 生還】 【リリカルなのはクロス作品バトルロワイアル――――――完】 Back 魔法少女、これからも。(中編) 時系列順で読む Next Beautiful Amulet(前編) 投下順で読む 高町ヴィヴィオ Next Beautiful Amulet(前編) 高町なのは(StS) GAME OVER ユーノ・スクライア GAME OVER ウーノ GAME OVER ドゥーエ GAME OVER セッテ GAME OVER オットー GAME OVER ディード GAME OVER